1番苦労したことは、ITの世界に慣れることでした。入社するまでシステム作りというものに触れてこなかった私は、プログラミングをする以前に、システムがどのような構造をしているのか、データがどのように保管されているのか、まったく知りませんでした。それに加え、知らない言葉だらけだったため、まずは言葉を覚えることから始まりました。プログラミングを行うなかで疑問が出たとしても、言葉の意味やつながりを自分で理解していなければ的確に伝えることができず、質問をするということも一苦労でした。しかし、先輩方や同期にたくさんのことを教わり、今では点と点がだんだん線になっていき、わからなかった部分のもやもやが一気に晴れてきました。今ではITの世界の裏側を知ったことで、今までの日常で出会わなかった気づきができ、ITの世界に入ってよかったと思っています。この苦労を通して、基礎をいかに序盤で固められるかが重要だと思いました。

私は就活中、自分らしさを貫くことを大切にしていました。就活は私にとって初めてのことだらけでした。1人暮らし、1人での電車移動、会社説明会、初めてながらに1人で行わなければなりません。しかし、情報を得るためには他の人の情報共有がどうしても必要になる場面が多々ありました。さまざまな方の意見を聞いたり、就活の様子を聞いたりと、情報取集をたくさん行っていました。自分の強みを考えるときでさえ、他の人はどんな強みがあるのか調べている時期もありました。そのなかでふと自分はどんな人物か、どんな就活方法が向いているのか、どんな会社に入りたいのかを見失ってしまう瞬間があり、何をすればよいのかわからなくなり、先が見えなくなってしまうことがありました。そうなった時は1度外からの情報を閉じ、自分には何が足りないのか、逆に何を持っているのか、と自分を見つめ直しました。そうすることで常に自分を見失わず、就活を行うことができました。後悔はありません。現在就活中の方も悩む瞬間があると思いますが、そんな時は1度立ち返り自分を見つめ直し、自分らしく突き進んでいってください！応援しています。

ITの世界に触れたことで、携帯のアプリやシステムを使用する際、処理方法を考えるようになりました。今まではゲームを純粋に楽しんでいたのですが、手持ちがいっぱいになると何か捨てるよう促すメッセージが出た際は、条件の分岐を処理の中に入れているんだろうな。住所入力をする際は、全角で入れないとエラーになるよう制限を掛けているんだな。と思うようになりました。今やだれでも簡単にITの世界に触れることができる時代となり、ITは身近な存在となっています。当たり前に動いていると思っていたシステムの裏側には、さまざまな技術が埋め込まれているのだと感じるようになりました。今は日常でのその発見が楽しいです。